特徴
通常カラー鋼鈑は、溶融亜鉛メッキもしくはガルバリウム鋼板を原板としますが、冷延鋼板を下地材とすることで、コストダウンが可能になります。室内利用の照明器具等の材料として利用されています。各ユーザーの仕様にあわせてOEM製造いたします。
基本仕様
原板
SPCCもしくはSPCD、JIS G2141準拠の冷間圧延鋼板を原板とする。
板厚は、0.4㎜及び0.5㎜が主流であるが他サイズも可能。
塗装
耐久性のあるポリエステル系樹脂塗料を塗装、焼き付け。塗装規格CP-CGCC に準拠。クロメートフリー仕様。
塗膜性能
- ・塗装膜厚:26±3μm
- ・塗装性能
項目 | 塗膜の試験内容及び性能 |
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曲げ密着性 | 曲げ試験CP-CGCC 180°2T(0.4㎜以下)万力折り曲げ(室温)→試験片の幅の両端から7㎜以上離れたところの外側表面に剥離を生じない。 |
耐衝撃性 | 衝撃試験CP-CGCC 1/2in x 500g x 500㎜(デュポン試験)→剥離無し |
塗膜硬度 | 鉛筆硬度試験CP-CGCC 塗膜にひっかき傷を生じない。 |
耐食性 | 塩水噴霧試験CP-CGCC(150H) フラット面 試験後異常がない(但し、試験片に発生する僅かな膨れ及びサビは有っても差し支えない。 |